3DCADが難しい人は3Dスキャナーを使おう!写真から3Dモデルが作れるRecap Photo

・はじめに
【経歴】
京大院卒業・航空宇宙工学を学ぶ/大企業メーカーで10年エンジニアを経験/
自由を求め脱出/フリーランスに
STEAM教育の大切さに気づきSTEAM+M Lab オンライン研究所を設立/作曲家で研究所所長兼任
【一言】
颯 Souです。

学生の頃は、工学や科学の研究が大好きでした。テクノロジーの集合体として、車やパソコンが好きで、スポーツカーに乗っていたり、ゲーミングパソコンを持ってます。作曲家であり、音楽をこよなく愛しています。STEAM教育の大切さに気付きました。STEAM+M Labを立ち上げ理系・文系とわず、これからAI時代に活躍できるような子供たちの応援をしていきます。
3DCADでデザインが難しくてできないという悩みはありませんか?
そんな方でも、3Dデータを簡単に作る方法があります。
それは、3Dスキャナーを使う方法です。
私は会社に勤めていたころ設計をしていましたが、3DCADが使えなくてとてももやもやした日を過ごしていました。
3DCADが苦手でも、3Dプリンターを使って造形物を作りたいという人はたくさんいると思います。
ReCap Photoは写真を複数とることで3Dモデルを作ることができます。
複数の2次元の写真を解析して3Dモデルを作ってくれるんですね。
30日間無料で体験できます。
動作環境はMacは使えません。Windowsだけです。
目次は次の通りです。
- 3Dスキャナーを使おう
- 未来では3Dプリンターレシピデザイナーの仕事が登場
・3Dスキャナーを使おう
3DCADで複雑な形状を作るのが難しい。
こんな方でも大丈夫。
対象物をカメラでいろんな角度から撮影して、ReCap Photoに取り込めば3Dデーターができあがります。
3Dデータの寸法も3Dデータ上で調整することができます。
例えば、造形物に直線距離の印をつけて寸法を計測しておきます。
そして、ReCap Photoに3Dデータを取り込んだあと、3Dデータ上で、直線距離の寸法を指定すればいいだけです。
いろいろな角度から写真データを撮影するだけなので簡単に3Dデータを作ることができます。
使い方は様々です。
・紙粘土で造形して撮影
造形物を簡単に作る方法があります。
それは、粘土で造形する方法です。
小学校の図工で経験したことがあると思いますが、複雑な形状でも思いのまま造形できますよね。
手で作るので、多少の凹凸ができたり、左右非対称になったりすることもあります。
しかし、Recap Photoではあとから3Dデータを修正して凹凸を消したり、左右対称に調整できたりできます。
自分の家電製品を少し使いやすいように改造したいという場合に、部品を自分で設計して作り出すことも可能です。
・ドローンを使って建物を空撮
建物の写真もいろいろな角度から取ることにより、3Dデータに起こすことができます。
ドローンにカメラをつけて、建物をいろんな角度から撮影してみてください。
そして、ReCap Photoに取り込めば3Dデータの完成です。
・未来では3Dプリンターレシピデザイナーの仕事が登場
未来では家庭に1台の3Dプリンターが普及するでしょう。
いろいろな3Dデータの需要が生まれて、3Dの素材データを投稿する人が増えるでしょう。
そうすればネットショッピングでダウンロード販売なんかも増えるかもしれませんね。
つまり、3Dプリンターレシピデザイナーが登場するんですね。
3次元データを作るのがCADでは難しい人でも3Dスキャナーと粘土を上手に活用することで、3Dプリンターレシピデザイナーになることもできます。
・まとめ
3DCADが難しいと思う人は3Dスキャナーを使ってみてください。
写真から3Dモデルが作れるReCap PhotoというWindowsのソフトがあります。
ReCap Photoでは紙粘土で造形物を使って、カメラでいろいろな角度から撮影して、複数の画像データを自動で解析して3Dデータを作ることができます。
自分の家電製品の部品を改造して、より扱いやすい部品を作ってみてください。
また、ドローンで空撮して建物なんかも3Dデータにすることができます。
ミニチュア模型なんか作ってみても楽しそうですよね。
以上、参考になれば幸いです。
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